重い羽音が耳元を通る
重い体をその場に停滞させて懸命に次へと飛び立つ黒と黄の球体
こんなにも今の空に飛び交い、
空を見上げて周りの新緑の芽吹きを感じたのはいつだろうと記憶を辿る。
そんな忘れ去ってしまった
心のゆるみをダラっと
空気が動き、日向の温かさを感じてただ、ただ、
端にいた雲を横切るのを眺めるだけ。
いつも目先のあること、無いことをぐるぐる四角い光に向けて吐き出す日々と
そこから抜け出したいと
願いながらもしがらみ、見えない根に捉えられ
抜け出せない苦しみ
私のいるここは広いのだと
ただの自然界のちっぽけな一に過ぎない
空飛ぶ彼らと私達も同じ
そう思えばもう少し、
上手く自由に空を舞えるのであろうか
4/12/2026, 2:31:16 AM