月夜ある月夜の晩。目が覚めた。外に気配を感じる。おそるおそる窓から目を凝らす。対岸の雑木林の中に何かがいる。突風が吹き、雲に隠れて欠けていた大きな満月が顕になる。月夜が映し出したのは林の中に佇む、1匹の真っ白い狼だった。気高く美しいその姿に目と心が奪われた。
3/7/2026, 10:57:45 AM