[僕だけの君]
ずっと、大学の入学式のときに見つけてから君に恋をしていた。気づいたら、君の全部が知りたくて日常のルーティーンや友情関係まで把握していた。
君には悟らせないように友達にもなった。
僕を見つめる瞳はあまりにも無垢で純粋で汚せない雰囲気があった。
その瞳をその声を僕だけに欲しい。狂おしいほど君を愛してしまった僕は君を家に誘った。
何も知らない君は紅茶を飲んで、今はもう色白な肌が更に白くて冷たくなって座っている。
「これで、僕とずっーと一緒だね」
思わず、返事が無くても微笑んでしまう。
僕が後悔してるのはその笑顔と声が2度と聞けなくなったことだ。
5/16/2024, 9:16:20 AM