6、成り果てたオアシスに1人、涙で息をする。
木曜日は私にとってのオアシスだった
今や枯渇しきって水分なんて残ってないけど、
もし仮にまた雨が降ろうものならきっと一滴も私は見逃さないだろう。というわけで私はもうずっと降らない雨に期待して
ここを出られない。たったあの一言が惜しくて嬉しくて
だって、世界で初めての味方だったから。
それだけでただまだ笑えるのが可笑しい
希望なんてのが合わないそれがちゃんと私の居場所だった。
綺麗事の反対側にたった一つの居場所があった。
木曜日が救いだった。けどそれにしてはその場所は、
私の人生の中で特段笑顔が少ないし口数だって、
ああそれが心地よかったのか、心地よかったのにさ。
大丈夫いつかまた私の味方になってくれる。よね?
あぁ、たった一言に縋って馬鹿みたい。
7/27/2025, 4:00:05 PM