終点始まりがあれば終わりもある。互いに「さよなら」を告げた。振った振られたという安っぽい感じではない。互いが互いを尊重して、そう結論づけて別れたのだ。それでも淋しくないと言ったら嘘になる。この空虚な想いは時間と共に薄れていくかもしれない。けれど、とても素晴らしい思い出だ。「ありがとう」と呟いて、僕たちはそれぞれの道を歩き出した。
8/10/2024, 1:19:06 PM