震えて揺れる舞台は炎に抱かれ振り落とされた彼らの顔をもう思い出せない戦火に翻る旗朽ちた剣は誰かの墓標となりて怒号すら遠く、手繰る糸は導かない並ぶ誓いは紛い物、記す私は羽より軽く運命などくだらないと嘆くあなたの顔をもう思い出せない黒焦げの希望、一片も残らずこの身、花冠となりて流れましょうだからどうか、泣かないでアザミは贈らないいつか晴れ渡るなら約束を(一輪の花)
2/24/2025, 10:58:53 AM