このまま地元で過ごし、好きな事を続けるのか。
それともあの人のいる、身寄りのない東京に行くのか。
まだはっきりとしない中での進路希望を前に、僕は『岐路』に立っている。
どうしたものかと考えても、相談に乗ってもらえるような人はいない。
結局は皆他人。
自分でどうするか決めるしかない。
分かっているのに軽率に考えられないのは、どちらも大事に思っているからだと信じたい。
「どうしたらって考えてる時には、自分の中でもう結論は出ている」
と去年卒業していった先輩が言っていた。
一理あるかと素直に思えたものだった。
そして今。
一足先に大人へと踏み出したあの人を呼び止めている。
6/8/2024, 2:47:13 PM