イルミネーションを見ると
わーキレイ♡とすぐに言葉が出てくる人と、キレイだと思いつつも、大きいリアクションができずに、反応が悪い人、なにを考えているのかわからないと思われる人がいる。
私は明らかに後者で、求められているような感情表現ができなかった。
なので、なるべく感情に訴えかけるものから遠ざかって生活をしてきた。イルミネーションや花火を見にいくこともなく、感動を訴えかける映画は見ないし、観ても求められている反応ができなさそうなので、避けていた。
ただ、歳をとるにつれて、そういった感情表現のリアクションを求められる側から、求める側になった。つまり、喜ばないといけない側から、喜ばせる側への立場の変化。そのため、リアクションの必要性は減っていったので、その分は生きやすくはなったかと思う。
歳をとると生きやすくなることもあるんだと最近思う。そのせいか最近は、イルミネーションやとても美味しい食べ物を前にしても、ほんの少しの感嘆符は出るようになり、それから、その感動の分析を始めている自分がいる。それは結構自分では楽しいのだが、なかなかわかってくれる人はいない。まあそういうものだろう。
12/15/2024, 2:00:23 AM