勿忘草
勿忘草って文章の中でたまに見かける言葉だけど、私の人生の中では縁がない植物だった。
勿忘草って見かけても、どんな葉っぱでどんなお花なのか思い浮かばない。
これだけ見かけるということは、人々にとってはそれなりに触れる機会があり、思い出なんかもそこにあって、何かを想起させる存在なんでしょう。
そういう、多数の人々は知っていそうだけど自分はわからないものに触れる時、「同じ文化圏で育ったか」ということを思う。
今までの職場で、違う方々から何度か「帰国子女なんでしょ?」と言われたことがある。
先方はもちろん悪気のかけらもなく、むしろ褒めていますという気配を漂わせておっしゃっていたように思う。
残念ながら私は東京生まれヒップホップ育ち(ヒップホップ育ちではない)悪そうな奴らは大体友達(友達ではない)(ややこしいが時代の力に抗えない)というフレーズがすっと出るぐらい、どっぷり国産です。
帰国子女なんでしょ、の発生元としては、あーこの人同じ文化圏で育ってないんだな、だからああいう振る舞いになるんだろうなって、いいなーもあったかもしれないし、だから仕方ないんだなーもあったかもしれない。
言われた私は、ちょっとだけ切り離されたような気持ちになったわけだけど。
勿忘草も知らないし仕方ないか。
2/3/2026, 12:33:14 AM