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裏返し


なんでも映せてしまう世界
素直な気持ちも映せますか?

思いのひとつひとつを重ね集めて
出来上がっていく色彩の形
その名を心と名づけては
思いの先を見ようとしていた

それが今は何故だろう
言葉にすれば心の裏返し
違うそうじゃないって
何度もブレーキをかけた

ほんの一瞬の出来事
でも、それが全てだったりもする
今、わたしの傍にある声
少しずつ変化する気持ちに
言葉が追いつけない
いや、わざと裏返す

自分を消さない勇気を持つこと

裏返しの本音はそう語っている
わたしに向けた伝えは優しく
まだ何かへと向かって行けと
その光を遠くへ灯す

心の表側への素直さは
その光のある方へとつながる
そこへ向かっている時は
幸せな時かもしれない

その扉を叩くかは
自分自身への問いかけ
夢際で見た様々な思いが
全て表だったわけではない

そこから見えるもの
そここら考えられるもの
雲間から見える光から注ぎ込む全て

もっと見たい場所へ行けばいい
もっと伝えたいことを伝えればいい
それを乗り越えないと表はやってこない

裏返しは今のわたしの全て
思いの全てを乗り越えろと
まだ見ぬ明日から
心の真をついてくる

ここにいるのが奇跡なんだから
その色の表すところへ
それ全てがまだ見ぬ色に
彩られているのだから

なんでも映せてしまう世界
それでも表現出来ない色彩を
思いのひとつひとつを重ねて
改心と心の一部に名づけた

8/22/2023, 1:18:25 PM