銀時計

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『終わらない物語』17/506
私が「これ」を見つけたのはいつだったろうか。
日頃の嫌な勉強から逃れるために始めたから、
きっとそこまで昔のことではないんだろう。
けれど、今はそれだけではない。
私の書いた物語が、誰かに評価される。
誰かの書いた物語が、私の目に留まる。
名前も知らない誰かと、不思議なつながりをもつ。
きっと、この場には、終わりがない。
私たちの物語は電子の海の中に生を受けて、遥か遠く、どこまでも泳いでいく。
叶うなら、あなたのもとに流れ着きたい。

この物語は、あなたに届いている?

1/26/2025, 12:11:01 AM