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特別な存在


それは、愛によく似ていた。
恋愛的な酸いも甘いもなく、ただただ穏やかで味のない水のような、それでいてそれがないと不安になるようなそんなものだった。
唯一で、他とは少し違う。だからなのか、それに対する感情は愛によく似ていた。慈しみ、寄り添い、特別だと思える存在だった。

3/23/2023, 2:22:04 PM