詩『風に乗って』
海の見える丘の上のホテルへ
白い波と浮かぶヨット…眩しい太陽
緑深く虫や鳥の鳴き声
古い椅子の高原列車…山頂めざして
知らぬ町と知らぬ人と会いたい
今の自分なんて捨てて…暮らしてみたい
花になって空になってたたずむ
時もわすれ風に乗って…あなたを想うの
機械仕掛けの急ぐ人の摩天楼
車、ノイズ、仮面の群衆…都会の交差点
故郷なんて駅と山とおみやげ
懐かしいと感じるほどは…まだ愛してない
知った町と知った人をたずねて
過去の自分に会ってみたい…辛そうだけど
無鉄砲な風に乗って旅する
それが人の人生ならば…あなたにいて欲しい
4/29/2024, 10:00:39 PM