ただの一般人

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【お題:私の日記帳】
僕は今日も黙々と、
日記帳に記入をする
隣から顔をひょこ、っと出して
くすっ、と笑った貴方は
今日も綺麗だ。
「また書いてるの、?その日記帳」
僕に問いかける貴方は
揶揄うような目で言った、
「別に…良いじゃん、僕の趣味なんだし…?」
貴方はふ〜ん、と興味を持たないような
雑な返事をして
「趣味,かぁ…」
と呟く。
「君は…趣味とか,ないの?」
僕は貴方にそう問いかけた
「俺…?、俺はねぇ…動物,とか…
動物見るの大好きだよ!」
動物…、
そういえば貴方は、家に猫を飼っているよね。
「なんだか、言葉は通じないのに…心は通じてる,俺の心を雄一オープン出来る場所…、
って感じがして,落ち着く…というか、
安心するんだ。実家のような安心感、的な?」
そうなんだ…、
動物って,そんなに癒しをくれるんだね…。
ちょっと興味が出てきた僕は
「動物の…何処が好きなの?」
と、問いかけた
そしたら貴方は
目をキラキラ輝かせ、まるで幼児のように
一生懸命語り始めた
「お!!そこに気が付いたか…!!動物はね…ちっさくて可愛いじゃん…、!!?いや、おっきくても可愛いんだけどさぁ…!!」
僕は貴方の説明に
頭がついていけず,
ずっとぼーっとしていた。
「あっ、自分から聞いてきたくせに何その態度…!!?ちゃんと今の話聞いてた…!?」
「あ、あぁ…ちゃんと聞いてたよ…、!」
「絶対嘘だ、!!!嘘!」
貴方は僕の頬を引っ張り、そう言った。

僕は,こんな何気ない会話が
好きだ。
日記帳に目線をやり,
こう書いた

今日も平和だった。____

8/26/2023, 4:38:33 PM