旅舟

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詩(テーマ)
『真夜中』

それは銀河にレールを架けて
煙を上げて走る機関車
人はベッドのホームで待って
誰かに会うため乗り込んでゆく

愛を失くして泣いてる僕は
トンネル入り顔は真っ黒
なぜか耳には聞こえてくるよ
あなたの高めの笑った声が

真夜中という車窓の向こう
別れた者たち灯籠を持つ
朝陽昇れば終着駅だ
車掌のマイクが目覚ましに変わる

5/17/2024, 10:51:01 AM