どうでもいい。
私の中には、いつもそんな言葉が馬鹿みたいに張りついていた。それこそ習い事だったら、塾に行ったりピアノを習ったり。テコンドー?みたいなものもやった気がする。
でも、どれだけ有意義なことをしようと私はなんの結果も残せなかった。そりゃそうだ。どれも私にとっては、「どうでもいい」のだから。虐められようとけなされようと、私は“アタシ”に迷惑がかからなければいい。
…うーん。やはり私は使えないな。いかにも初心者という文しか書けていない。ま、どうでもいいのだが。私のしてきた事の一から十は全部“アタシ”の命令なのだし。これもその一つとして記そうじゃないか。
私は“アタシ”に助けられた。これまでもこれからも、その事実だけがどうでもいい私の中で生き続ける。
“アタシ”…『蒼葉優佳里』の一人格として。
3/30/2023, 5:22:51 AM