乱正堂

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捨てないといけないと思っても捨てられない
鴉片のように鉛として身体にのしかかり
私の手を止める

意義のあることと思わせて
終われば何も覚えていない
生産性のない行為を
残された少ない時間で
ただ、繰り返している

死んだ時、果たして「生きた!」
と心から叫べるほどの
歓喜や苦しみを
私は味わっただろうか?

11/2/2025, 12:30:02 PM