部屋の片隅で
「はぁ.......」
自分しか居ない部屋で溜め息が漏れる。
机の上には白紙の原稿用紙が置いてある。
そうこれは感想用紙である。
1人1冊の本を読んで感想を書くというものだ。
学校から感想を綴るようにとその紙が渡された。
「書きたくないのに.......」
理由は『表現力がない』からだ。
今までどんなに自信作の作文が出来ても、修正が沢山ありすぎたり、伝えたい事が分からないと言われた事が多い。
僕は回転する椅子に腰を掛けながら、部屋を見渡すと、部屋の片隅で何かが落ちていた。
それを拾ってみると、随分前から気に入って読んでいた本だった。
―ある青年がいました。
その青年は写真を撮ることが好きで、色々な場所に行き写真を撮ってアルバムを作っていました。
ある日いつも通り写真を撮ろうと思い、お気に入りの丘に向かいました。その場所に男性がいました。
男性は青年に『生きる』意味を教えてくれました。
その男性は青年に何を伝えたかったのか、男性の謎やその後の青年の生き方についてー
「懐かしいなぁ...」そう呟きながら小説を読みました。
何となく僕はその本について感想を書こうと思いました。
※煮詰まりましたw
この物語はフィクションです。
いつかこの青年と男との物語書きたいですね
12/7/2023, 1:08:08 PM