令和7年6月23日
お題 「子供の頃の夢」
宵花火 子供の頃の 夢あがる
碧海 曽良
夏祭り 子供の頃の夢を見る
父へ
子供の頃の夢 まだ見ぬ夕焼け
母へ
「まだ見ぬ、波濤〜堕落編〜」の予告
1993年 鶫之子27歳もう子供ではないクリスマスも過ぎたショーウィンドウにそう何時までも飾られる訳もないクリスマスケーキの彼女。年の瀬のショーウィンドウは福袋冬休み家族連れに振り向きもせず、気づきもせず走り過ぎる彼女の風切る肩。
故郷は日増しに遠ざかり友人たちはレストランの客のように入れ替わった。あの波濤を見ることはなくなった、海に舞うなごり雪。あの日見た穏やかな波濤、今は夏、やがて雨も去る。
そんな彼女を見透かし帰って来るなと言う祖母。
母の墓石にしがみつく彼女の頬を打った祖母の皺だらけの手、人生に疲弊し堕落にのたうつけれど逃げない逃げれない彼女を描きたいと思いつつ、書き手は逃げてます。
🏃💨Coming soon💨
6/23/2025, 12:38:05 PM