題【病室】
母「すみれ、大丈夫?」
私「はい。大丈夫ですわ!」
私は、毎日が苦しいのです。
でも心配をかけないためにはこうするのが正しい。
まだ、生きていたいですわ…。なぜなら、
母「じゃあ、お母さんは帰るからね。元気で!」
私「ありがとう。では、明日。」
ーその日の夕方ー
がらがら(扉の開く音)
私「?」
彼「元気か~?すみれ!」
私「わぁ?!海くんですか!」
彼「どうした?あっれれ~?もしかして、俺が好きとか!」
私「そんなわけないでしょ!」
まぁ、合ってるんですけどね。
でも、告白してもどうせ死んじゃうし。
彼「まぁ、今日は元気付けようと思って。」
彼「あのさ、俺に相談してくれない?嫌だったら良いよ!でも、すみれの気持ちが軽くなるなら。」
私「ありがとう。」
私「あの、苦しくなったら駄目なの?嫌だっていったら駄目なの?死にたいって思ったら駄目なの?」
彼「違うよ。良いよ、甘えて。みんなね、すみれの本心が知りたいんだよ。本当に思ってることを素直に口に出して。」
私「う、うん。ありがとう。口に出せてよかった!本当にありがとう。」
彼「こちらこそ。いってくれてありがとう。」
彼「あ、そうだ!俺はさ、彼女とかいないから、元気になって、俺に告白しても良いからな!」
私「え!?良いの?元気になる!絶対!」
彼「じゃあ俺のこと好きってことで良いんだな?」
私「あ、言っちゃった感じですか!?」
やらかした~!
彼「へー!じゃあ、待ってるわ!」
ー10年後ー
私「もーやめてよ(笑)」
彼「あはは!」
そして、私は今、病気も無事に治り、あのときのかれと、幸せに暮らしています!
8/2/2024, 1:29:03 PM