月と紅茶とタイプライター

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※一応、昨日の続きです。

 明日世界が終わればいいのに。僕の枕元で、泣きはらした目をそのままに眠ってしまった君を見ながら、そう思った。

 そうしたら、君を置いていかなくて済むから。君にこんな顔をさせなくて済むから。

 ――なんて、全部言い訳だ。本当は怖いだけ。君と一緒に生きていけないことを、認めたくないだけだ。


お題『明日世界が終わるなら……』

5/7/2026, 9:58:19 AM