朝、カーテンから差し込む光で目を覚ます。
何時間寝たか、時計を確認する。
-まだ8時だ。もっかい寝よう。-
-って、だめだ遅刻する。いや、もうしてる!-
一人頭の中で突っ込み跳ね起きる。バタバタと着替えて、一階に降りる。机の目玉焼きをかじって、玄関へ。
-いってきます!-
返ってくるはずのない返事を聴きながら、ドアを開けて、学校へダッシュ。
最悪、目覚ましセットし忘れた!ヤバい、絶対遅刻。
ふと空を見上げる。青空が広がっていた。
朝から最悪だけど、なんかいい日になるかも。
笑顔いっぱいで、教室に飛び込んだ朝だった。
もちろん、遅刻でした。
4/23/2023, 10:23:53 PM