街をゆく人々の目は、さまざまな色をしている。
わくわくした色の人もいれば、その近くで顔は楽しそうにしているけど、実はつまらないことを必死で隠している人もいる。
みんなの好きなもの、好きなことに、興味を持ちたいのに興味がもてないことがある。
みんなともっと話したいのに、どうしても興味が持てない。
そんなとき、自分を変えようと、自分の気持ちに嘘をつこうとする。
だけど、”ずっと深い意識のなかにいる自分”が、すぐにその嘘を見破って、嘘をつくことを許さない。
たくさんたくさん悩んで、そのうち、自分を偽ってまで、無理に人と関わらなくていいと、開き直る。
そして少しずつ、自分の芯となるものを見つけていく。
そうやって、自分を貫く生き方を選ぶ。
それが、正解か不正解かわからない。生きていくなかで、後悔するときが来るかもしれない。
だけど、『自分が決めたことは、最期のときが来た時に後悔することはない』と信じて生きていくしかない。
最期は最期のときが来るまでわからないから。
今日も人に揉まれながら、街をゆく。
___________________________すれ違う瞳__________。
5/5/2025, 12:11:37 AM