目を覚ました後の自分が昨日の自分と同じ存在であると、胸を張って言えるだろうか。
記憶の連続性はある。体の構成物質が一夜にして全て入れ替わっているわけでもない。
ただ、意識というもの、思考というものについて、映画のフィルムのように一瞬一瞬存在するものを重ねてつなげているようなイメージを勝手に抱いている。
…分かりずらい?
……ええと、過去とか未来は普通に線上に存在しているけれど、現在というものはその二つの境界線に点状にしか存在しない。それもその位置は固定では無い、…みたいな。
…え、ますますわからない?
………あー、つまりなんだ。例えば今あくびをしたとして、自分があくびをした、と認識した頃には、あくびをした自分はもう既に過去なわけで。
そういう風に現在って、ほぼ一瞬しか存在しないし、気がついたら過ぎ去って過去になってるよね、って。そういうことを言いたい。
あ?自論を展開したいあまりテーマからズレてる?目が覚めた後の自分との同一性云々関係なくなってるじゃん、って?
…君さあ、物事をはっきり言うって言われない?
まとめるとだね、昨日、朝ごはんはパンでいいや、って思ってた自分と、今朝起きてやっぱりご飯が食べたいってなった自分、そんくらい違うってわけ!
おはよう!
7/10/2023, 9:52:42 PM