ざらめ

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「そっと伝えたいな。2人だけの秘密にしようよ、ね?でも緊張してるの。そっと受け止めてほしい。」

彼女はそう言った。それと同時にバレンタインのチョコレートを僕にくれた。控えめに言ってめちゃくちゃ嬉しい。心臓が止まってしまいそうだ。いや、ここで死んでも悔いはない。

帰宅して真っ先に貰ったチョコレートを取り出した。可愛らしいいちごのマフィンだ。慎重に丁寧に口へ運ぶ。一口食べた瞬間、口いっぱいに上品な甘さと愛情を感じる――はずだった。

ここは、、ベッドの上だ。2月14日、8:00…え、寝坊した?
あぁもう最悪!!!

2/13/2025, 4:21:37 PM