『揺れる羽根』
随分と落ち着いてきた。
部屋はもう取り返しのつかないレベルだけど、
自分がしたことだ。仕方ない。
肩で息をするレベルで暴れてたみたいだ。
呼吸が荒い。というかどれだけの時間暴れてたんだろう。
それすらもわかってない。
とりあえずその場でへたりこんでゆっくりと
呼吸のペースを戻す。
雪のように積もった羽根は
そこに転がってる枕だったものの中身だろう。
あんな枕の中にこんなにも羽根が
詰まってたんだと冷静になって見ている。
また新しい枕を買わなきゃ。
些細な行動で周囲の羽根は揺れて舞う。
次はもっと丈夫な枕を買おうかな...
語り部シルヴァ
10/25/2025, 10:31:50 AM