あの頃の私へ
中学2年生、14歳。
19年後の私は、まだ結婚していません。
仕事も、いま就活中です。
予想もしていなかったよね。
あの頃の私は、
大学卒業後は安定した職について、25歳には仕事で出会った人と結婚して…
当時の私も、大人になれば勝手にそういう風に
そうなるものだと思っていましたね。
けれど、心はそんな風に変化しませんでした。
したい仕事に就いて、恋には臆病でした。
好きだと思える人に出会えなくて、愛がなくてもメリットがあるならと、そんな下心を持ったまま付き合うからどんどん拗らせた。
ときめくならば、妻子持ちでも構わないと思ったの。
そしたら、何も信じられなくなったよ。
相思相愛のドラマや漫画を読むのが辛い。
夢のまた、夢だなって。
けれどようやく出会えたよ。
心から信じられそうな素敵な人に。
知れば知るほど好きだとおもう。
彼のためなら、生きたいと願うの。
長生きなんてしたくなかったし、空虚だったのに。
彼のそばにいると
もっとしっかり生きなきゃ
あなたの隣にふさわしいひとになりたい。
そう思えるんだよ。
本当に私は結婚できるのかな。
そもそも生きてるのかな。
あの頃の私は
本当はこんな風に思っていたくせに。
大丈夫だよ。
やっと出会えたよ。
心から愛せる人に。
いま私は幸せです。
5/24/2024, 6:19:06 PM