ふ ざ け て ね 、
〝 おまえの乳輪と乳首はおれが前世で付けたキスマークなんだよ ... 〟
そんなことをあの最中に呟いたりして笑わせたりしてみようとしたんだけどこの世の中というか世界の面白いというか滑稽なところはそんな思わずフき出すようなジョークをマジめに受け止めて鼻に掛かった高い声を揚げ乍ら全身を烈しく仰け反り ..... .... ... .. ..........
若さはバカさなんてセリフをどっかの爺さんがぼやいてたのを憶い出しながら ...
人間は死ぬ瞬間を越えるまで未熟なわけだが ...
若い頃に気付かなかった〝 感触 〟という間男ならぬ魔漢また間女ならぬ魔女に誰もが毒媚薬を飲まされ振り掛けられるが如く酔い痴れて ...
そして最期迄気が付かずに死んでいく残念な奴輩も多いのだが ...
そういった意味では仏法中の仏法たる真言密教に救われた自分は極めて幸せ者なのかも知れないと昨今熟念うのである。
但、同時に ...
ソレが無い分、きっと残念な意味で、命の時間の中に対する甘い期待感みたいな物は米粒微塵切りのうちの一粒すら無いのが善い事なのか悪しき事なのか ...
死に憧れているわけではない ...
此処に来た事自体が、罪滅ぼしという事のみだったのと、よからぬ期待を裏切られ尽くして死えるという忍辱波羅蜜を積み上げ、魂を磨きに来たのみだったという事であったのだろうとぼんやり感じたり考えたりして ...
あ、女房がイライラしながら起きてきた ... 休日朝 ...
あ〜 ほいほい。
3/28/2024, 11:27:25 PM