襟足林

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星空の下、僕は一人ぼんやりと薄暗い街灯に照らされていた。

確かあの日もこんな風に君と星を見ていた。

夏になって日が落ちるのが早くなった公園のジャングルジムの上。

あの日の、ふと空を見あげれば見えた星空のように、ふと僕の隣にいてくれたのが君だった。

でも、流れて消えていく流れ星のように、ふっと消えていってしまったのも君だった。

君もあんな風に星になったんだろうか。

二人で見つめていた空。今は一人で星空の下、君を想う。

君とまた、あの日の星空を見つめたい。
その為なら僕はなんだってするだろう。

この想いが届くことを、僕は星に願った。

4/5/2026, 6:23:25 PM