タノシクカイテマス^^

Open App

お金より大事なもの

シリーズ小説ですが過去作手直し中なのでタグ表記控えます。お題はぶっ込んでます。

今日は枯葉くん(サブ)の視点寄りで^^;

病棟の裏手にある大きな木。その太枝の上で座っていた体を横に倒しだらりと仰向けになって空でも見上げてみる。雨の日が多くなるのは嫌いだったがこの時期は寒さで視界が澄むせいか空が高く見えた。

「…くろちゃん遅いな」

どれくらいここで過ごしたのか、体勢はそのままに首だけひねり頭の上の枝先を見た。小風にも今にも飛ばされそうな枯れ葉がそこにぶらさがっている。その先の窓を見ると反射した窓に自分の姿は映らなかったが先日の並んだてるてる坊主を思い出し、嬉しさに顔がにやけた。

「随分と、嬉しそうな顔をしているな」

慣れしたんだ声と心地の良い風に「ナツヒコ」が来たのだとわかり、目線を空の方へと戻すと金の刺繍が入った薄手の布を揺らしながら鳥のように枝にふわりと降りてきた。

「狭い、体を起こせ。お前も、もう子供ではないのだから」

そう言いながら見下ろしてくる顔が何故だがおもしろく感じて思わず笑ってしまい、ナツヒコの眉間の皺がさらに深くなった。

「…古葉はまだ残っているな」

枝先の枯れ葉を目で確かめるように見たあと、そのままナツヒコは木の幹にもたれかかるように腕を組んだ。それを見て自分も体を起こし枝に座った足を小さく揺らせた。

「…しばらく来なかったね」
「つい先の祭りで、財のことしか頭に無い阿呆にしばらく付き合わされた」

口を尖らせて「楽しそう」と言うと、風が頬を撫でてきてくすぐったかった。

「…目元が腫れているな、喜んでいたのではないのか?」

ナツヒコは目を少し大きくして意外そうな顔をしていて、心配してくれているのが一目でわかった。

「…聞いてほしい話があるんだ」

笑った顔を作りたかったのに、上手くできなかった。


(後書き。)

シリーズとしての話の崩壊はとりま置いておいて、あまりの描写の下手さに今更ながら基礎勉してみたけど…変わった^^;?若葉マーク

3/9/2026, 9:58:26 AM