未来図 無意識に描いていた未来図には当たり前のように君の姿があって、見据えていた未来ではニコニコと私が作ったパンケーキを頬張る君の姿があった。本当に当たり前だと思っていたのに、これが壊れる未来なんて予想だにしなかった。それでも、君が私のもとを離れるのなら笑って送り出さなきゃいけない。またなんてなくてもまたね、ありがとうねと笑ってみせなければならない。それが恋人としての最後の仕事。
4/15/2025, 10:16:39 AM