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​「この熱い夜は君の記憶に一生残るぜ!」
男はベッドで裸のまま呟いた。
隣で女が呆れ顔で服を着ている。
​男は、自分の誇りを指差し不敵に笑った。
「見てみろ。俺のこれは、まるで時計の針だ。今も情熱の12時を指している。世界平和を象徴する、天を突く極太の長針だ!」
​女は、カバンを掴むと冷ややかに言った。
「そうね。でも、あんたのそれ『秒針』並みの速さで終わったわよ」
​唖然とした男の針が縮み、絶望の6時を指した。


『時計の針』

2/6/2026, 3:44:33 PM