【163,お題:雪】 手に乗せた雪は程よい冷たさを残して静かに無くなっていく指の隙間を伝って溢れる涙にも似た水滴それを少しの間ぼうっと眺めてから、手を振って水滴を払い落とすとその人はまた歩きだした。
1/7/2024, 1:00:52 PM