君と君と花、君と海、君と空、君と星、君と蝶、君と...一枚一枚丁寧に、白いインクのペンで写真の隅に書かれた綺麗な字。どれも自分が主体の様に思えて、顔がほころぶ。腑抜けた顔のままアルバムのページを一番後ろまでめくっていくと、一箇所だけ空いている所がある。私はそこに、同じように白いペンで字を書き足した写真をいれた。君と私。
4/4/2025, 8:53:08 AM