たまに、早朝に目が覚めることがある
そういう時は大抵、余裕があるからとゆっくり準備をして普段通りの時間に家を出る
でも今日はなんとなく早めに家を出てみた
少し遠回りのいつもとは違う道で、いつもとは違う音楽を聴きながら歩く
いつも通りの道になり見慣れた校舎が視界に入る
遠回りしたもののまだ時間がある。とはいえ外に立っているのも嫌なので教室に向かった
教室のドアを開ける。普段なら半分以上のクラスメイトがいる。しかし今は違う。窓から入る寝起きの太陽の光りと1人しかいないクラスの静寂だけだった
窓際後ろから3番目の席
外の景色を見るのが好きな自分にとってこの席は最高の場所だ
荷物を置いて外を見る 大きな校庭 たくさんの木 外を見ているのも好き。でも今日はいいところで止まっている小説が読みたい
風に揺られて木の葉が揺れる音
遠くから小さく聞こえる話し声
集中力が増して何ページも進められた。
こういう雰囲気だと時間の進みはゆっくりに感じるが時計を見ると思っているより時の流れは早いらしい
再び外を見ると数人が歩いている。そろそろいつもの教室に戻る時間だ
少し寂しさを感じるがこの特別な時間が長く続いてしまうのも違う気がする
ドアが開けられ友達が入ってきた たわいのない話をして放課後の過ごし方を決める。何ともない、ただただ平和な、普通であり特別な一日
誰もいない教室
9/6/2025, 1:22:12 PM