いつまでたっても捨てられないもの
いつまでたっても捨てられないものは思い出の写真だ。今年のお盆休みにおばあちゃんの家でとある写真を見つけた。それはおばあちゃんの家で飼っていた黒犬といっしょに写真に写る私と妹の姿。その犬の名前はもえ。
おばあちゃんの家にはたまにしか行けないけれど、私たちはおばあちゃんの家にいるもえにあうのがとても楽しみだった。一緒に散歩をした事もあった。そんな中去年の夏にもえが亡くなってしまったとお母さんが言った。その事実を聞いた時は信じたくなかったし、夢であってほしかった。けれど人間より犬の寿命が短いことは知っていたし、もえも結構年寄りだったから仕方ないかなという思いもあった。でも今でもたまにもえに会いたくなる。
もえが亡くなってしまってから動物の命について考えるようになった。私も幼い頃犬が飼いたいとお母さんにねだった事がある。その時にお母さんは「うちの庭は狭いし、毎日ご飯あげたり散歩もさせなくちゃいけない。だからちゃんと責任を持って飼えないとだめなのよ」と言って飼わせてもらえなかった。そうだ、飼うからには責任を持って飼わなくてはいけないのだ。それなの中には自分勝手な人もいる。飽きたとか、飼育できなくなったとか理由をつけて犬や猫を捨てたりするのだ。犬や猫だって人間と同じ動物で命があるのだ。それなのに人間は勝手な理由で捨ててしまう。
もえが亡くなってから命にを大切にしなきゃいけないと改めて思うようになった。犬も猫も人間と同じ動物なのだからむやみに捨てたりしてはいけないと私は思う。
8/17/2024, 10:27:42 AM