ずっとこのままでいたいと、そう考えた時間が何度となくあっても、それは刹那ほどにも短くて、いつも長続きしないことを知っている。ずっとこのままなのかと、そう思った絶望が何度となくあると、それは途方もなく深い闇のようで、いつか来るはずの夜明けのことまで忘れてしまう。ずっとこのままでいたいと、そう感じた幸福が一度だってあったなら、それはなんとも素敵な奇跡のようで、いつか顧みた日の私のことを、──この先ずっと、覚えてる。【ずっとこのまま】
1/12/2023, 3:32:09 PM