君と歩いていない時は寒さが身に染みる。
だけど君と歩きながら話してる時は
無性に暖かくなってくる
そんなことを考えつつ
私は夜道を歩く
君とはもう随分前に別れてしまったけれど
君がなんだか隣にいる気がして
でも、暖かくはならない
君はもう、私の傍にいてはくれないのだから
君はもう、私に笑顔は見せてくれないのだから
私はもう、君とは話せないのだから
暗い夜道と月明かり
君との楽しかった日々を思い出し
私は泣いていた
「愛していたよ、優しい君を」
君はもう、別の人が好きでしょう
それでも私は今でも
君が好きですよ
心と身に寒さが染み渡る
―寒さが身に染みて―
1/11/2023, 10:24:29 AM