冬晴れの陽が街を透明に輝かせている。冬の比重が軽くなり街路樹には小鳥たちがやってくる。耳をすますと陽射しを反射するような鳥たちの小声。天気の良い日の鳥のさえずりは、特別な言葉がなくても、そこに意味があってもなくても語りかける詩だ。やがて鳥たちは何かをつぶやくようにどこか違う場所にまた飛んで行った。題「冬晴れ」récit œuvre originale
1/6/2024, 12:04:41 AM