NoName

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最初は、
小説のような作品集を夢見てました。

今振り返ると
いつも、いつでも、
脚色付きの人生を送っていた気がします。

母が亡くなって
遺品整理をしていた時
母の家計簿を初めて目にしました。

日記も兼ねていた様です。

人それぞれの日常、出来事
どんな小説にも勝る、走り書き
唯一無二のストーリーに喉の奥が熱くなりました。

今夜も、

私が、わたしになれる
眠りにつく前の、わずかなひと時
2年日記に向かい合って
その日の出来事を書き記します。

飾らずに。
ありのままに。。

これからも、
誰の目にも触れることのない、
唯一無二のストーリーを書き記します。

8/27/2024, 7:56:33 AM