明日が来なければいいのにな
と眠りに落ちる前に毎日願う。
叶わないのは周知だし、きっと本質は明日が来ないことじゃないんだろう。
きっと、心ゆくまで寝て、無機質なアラームの音なんかじゃなくて自然と目を覚ませたら、私はそれで満足できる。
そんな小さな願いでも叶わない。私の存在なんて、社会の歯車の、目に見えないくらい小さな部品の、さらにその一部にすぎないはずなのに、どうしてこんなに負荷がかかるんだろう。
結局私が幸せになれないなら世界は憎たらしい。しかし厭世を考える暇がないのは唯一救いかもしれない。
11/2/2023, 1:53:26 PM