ナヅナ

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「とある空気の精霊の昔話」
私は六人姉妹の末のお姫様だった。私は海の底の城で暮らしていた。私の城の庭には姉妹達の自分々々の花壇を持っていた。そこにお日様の様な赤く輝く花だけを植えていました。私はどうやらお姉様方とは違って少し変わっていた様でした。私は一人でずっと上にあったお日様の様に輝く赤い花と美しい大理石の少年の像を大事にしていたのです。そんな私達ですがみんな人間の世界の話が好きでした。お婆様は色んな事を知っていて何でも話してくれました。花の匂いも魚、まあ鳥の事ですが、も分かりませんでしたがとても興味がありました。次の年に一番上のお姉様は人間の世界へ行きました。お姉様は沢山色んな事を話してくださりました。私はどのお姉様よりも強く心待ちにしていて後五年がどれだけ長く感じたか分かりません。そんなものでしたからどれだけ熱心に聞いたことか分かりません!


遥か昔の事を思い出した。私はこの後王子様に恋をして、失恋して泡になった後空気の精として永遠に生きる新たな命となりました。あれからもうすぐ300年が経とうとしています。あと少しで天国行きでしょうか。でもたったひとつだけ心残りがあるのです。出来る事なら王子様と結ばれて見たかった。過去に戻れるなら私はどうしたのでしょうか。


原作人魚姫を元にして。
「ないものねだり」




調べていたら人魚姫って海の泡になって死んだわけでは無かったのですね。こっちの人魚姫も真の意味で救われる、そんな日が来るといいですね。ちなみに今は原作が1837年なので189年目でしょうか。
そんな原作人魚姫の初版発行日はウィキペディアによると4月7日らしいです。

3/26/2026, 12:30:38 PM