雑煮

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「君の背中」

君はいつも私を見ている。私もいつも君を見ている。
自然と視線が交わり、唾液が交わり、感覚が交ざる。
幸せそうな君、私もお揃いの顔してる。

君はいつも私を見ている。はずだった。
もう何処に居るのか見当もつかない。
そう言えば私、君の背中を見たことがない。
どんな形をしていたんだろう?どんな荷物を持っていたんだろう?
今更、知る由もないけどね。

2/9/2025, 7:59:55 PM