名無していう名前の名無し🍐

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*最後まで読まないとストーリーが分からないかもです

*ぴんく表現あり

*同性愛表現あり



麦わら帽子。

今日私は韓国出身の彼に麦わら帽子をプレゼントした。

韓国出身の彼ならば"意味"を知ってるだろう。

麦わら帽子をプレゼントした時、彼物凄い動揺してたの

でも、その後なんにもなかったかのように

「ありがとう」なんてさ、言っちゃって。

私もビックリしちゃったのよ?なんで?ってなったもの

あれ?私、ずっと彼のこと好きだったんだよ。

何時も言ってたじゃん。え?それは「like」の方?

違うよ。私はずっと"貴方"が好きだよ。

何時も何時も貴方と一緒に歩いた廊下。

何時も心地よかった。何時も楽しかった。

でもさ、ここまでしてくれるってことは期待して

良かったでしょ?なのになんで私が貴方に告白したらさ

断るの?なんで?いいじゃん、別にみんなにバレても

可愛いじゃん。私貴方の為に全部尽くしたんだよ?

ね、いいでしょ?





麦わら帽子。

今日俺は日本の"高等学校"の何時も仲良くしている

"女子生徒"から麦わら帽子をプレゼントされた。

俺の出身国の韓国ではプレゼントの

意味は「抱いて欲しい」というもので、少し動揺して

しまったが、彼女がそんな意味があるなんて

知らないだろうと思い話さなかった。

だからお礼をしっかり伝えた。

「ありがとう」

そしたら彼女は酷く目を見開き驚いたようだった。

でも、直ぐにコロッと表情は変わり一緒に彼女の教室に

戻った。その日は何も無かった。


何も無かったと思ってた。


勿論俺も高等学校の"教師"だからか分からないが

帰るのは勿論毎日のように遅くなる。

今日も疲れきってとぼとぼ家に帰ろうと思った。

そう思ったんだ。誰もいない夜で信号待ちしてると

後ろから足音がした。別に俺と同じで仕事帰りかなと

思ってた。何も不思議じゃないだろう?

だから油断してたんだ。


真夜中の静かな街にひとつの打音がなった。


目が覚めたら真っ黒なモノトーンの部屋に居た。

俺は辺りを見渡した。暫く見ていると分かったことが

何点かあった。部屋は広くも狭くもないし"成人男性"が

余裕で住める広さで何不自由も無い生活が遅れそうな

スペースで"窓は無く"しかも"俺好み"の部屋だった。

だが、パソコンはあるものの電源は入らずなんとも

不思議な部屋だった。ベットなど別室にトイレも

シャワーもありクーラーまである。だが少し恐ろしい。

何が恐ろしいかと言うと"完璧に俺好み"であることと

"普通"に生活出来そうな部屋だからだ。

これ以上の情報は得られなかった。

暫くベットの上で座ってボーとしていると

突然開かずの扉が開いた。

そこには何時も高等学校で

仲良くしている"女子生徒"が居た。

俺は勿論驚いた。でもその後直ぐに彼女に対して恐怖を

覚える。それは彼女の頬に明らかに赤い液体が付いて

いるからだ。彼女は何時も学校で見せてくれる笑顔では

無くて直ぐに分かった。

「嗚呼、この子が俺を殴ったヤツなんだな」って。

この後彼女は俺にマシンガントークをしてきた。

思いもしなかった。俺のことが好きだなんて。

何時も「だいすき」とは言われるが勿論俺は教師で

彼女は生徒。未成年で俺が手を出したりしたら

間違いなく俺はこの街で生きてけないだろう。

そう思ってたから彼女は俺にちょっかいをかけて

いるだけだと思ってた。ずっと「like」と伝えてると

思ってた。でも「Love」の方だった。

そう告げられた時には彼女は俺をベットに押し倒した。

成人男性の俺を呆気なくベットに押し倒すということは

俺は相当ショックだったんだろう。頭が真っ白で何も

動かなかったんだろう。股がった彼女はこう告げた。

「ね、いいでしょ?」と。

俺は勿論何の話かも分からなかった。だけど直ぐに

分かる事だった。彼女は顔を赤くしてそして、

"俺のシャツ"に手を下した。

俺は勿論驚いた。ここに人でも入ってきたり彼女が

警察や親に告げたら間違いなく捕まったり人生が

詰んだりするのは俺だからだった。だけど彼女は

この反応が「照れ隠し」と言っていて意味が何一つ

分からなかった。彼女はまた告げた。

「ここは誰もこないよ」

「ここは私とアナタだけの愛の巣」

意味がわからない。なぜ俺がこのような目に遭わないと

いけないんだ。俺は恥ずかしながら彼女の前で

泣いてしまった。ボロボロ大粒の涙を流して。

彼女は驚いたようだった。

だけど、直ぐに「可愛いね。アナタ。」

…泣き落としは効かないようだ。

少し冷静になって彼女に質問した。

彼女の手で俺のシャツを脱がしている理由を

「これは何をやっている?」と質問した。

そしたら恐ろしい答えが返ってきた。

「何って、"既成事実"」

またもや頭が真っ白になった。

この女子生徒は何を言っている?俺なんかに体を

預けるんじゃない。と言いたいとこだが、実際問題

体を預けてるのは俺の方かもしれない。

少ししたら彼女は服を脱がし終えたようだ。





ハッキリ言って俺は女に興味は無い。

俺は"男"の方が好きだ。しかも下の立場。

上はやった事あるが下の方が好きだから下で生きてきた

だから上をやるなんて久々で少し怖かった。

なんて考えていると彼女はぱっと気付いたように

「そっか、アナタってゲイだったね」

俺は驚いた。そんなこと生徒に言わないし同業者にも

勿論言わない。その情報源はどこだ?俺が焦っていると

彼女は「マッチングアプリに書いてあったよね。」と

当然のように言った。俺は「は?」ともなった。

マッチングアプリのアカウントなんて生徒にも

絶対言わないしどう特定したのか分からなかった。

ここまで俺の事を"見ていた"のか?

すると彼女はベットから降り部屋から出ていった。

このまま扉を開けて逃げればいいと思うが彼女は

用意周到のようだ。俺の手足をベットの四方に

ホテルにあるような手錠を付けてから出ていった。

彼女の用意周到さは勿論学校でも知っていたがここで

発揮しないで欲しかった。暫く諦めて待っていると

彼女は何やら男の俺でも引くような「玩具」を沢山

抱えて要らないいい笑顔で「満足さしてあげるね」と

言ってきた。満足したいのは君の方だろうと

口が裂けても伝えなかった。





彼女の手に出した透明な少しトロッとした液体を俺の

下腹部の下にかけてきた。少し冷たくてビクッとしたが

この反応でもご満悦のようだ。気持ち悪い。

お気に入りの生徒がこんなんだっただなんて少し

恐ろしかった。なんて考えているうちに俺は十分に

仕上がっていた。彼女はその反応に喜びながら俺の目に

黒い布を被せた。俺の視界には何も映らない。

ただ真っ黒な世界が映るだけ。人は目を瞑るとその他の

5感覚の情報が直ぐに伝わる。

言いたいことは触覚と聴覚が直ぐに脳に伝わるという

事だ。

男の俺が女に声を出すなんて俺のプライドが

許さなかったから必死に声を我慢する。

だけど彼女は手を辞めずに刺激する。

所々声が漏れる。我慢の限界の時に彼女は手を辞める。

俺は間抜けに「……え?」と声を出してしまう。

これだけでも大分の羞恥だがもうさらけ出しているから

何も関係ないだろう。

彼女は一体何をしているのだろうか。

「私この後用事があるから満足さして上げれないかも」

「だから、私の代わりにこの"玩具"で満足してね」

俺は一気に血の気が引いた。

用事?いつまでだ?分からない。

彼女の表情が分からない。恐ろしい。

俺は下腹部の下に違和感を覚えた。これは入ってる。

「やばい。これは本気だ」と。

彼女は全てを付け終えたようで

「…今からスイッチを押すね…?」

俺は全力で首を横に振った。必死に。

だけどあの悪魔は止まらなかった。

ひとつの部屋に甘い桃色の声が響いた。

俺でも驚いた。こんな声が出るだなんて。

俺が驚いているのに驚いているのか知らないが

彼女は歓喜極まりないようだ。

「〜〜!?なにそれ可愛い〜!!」

そんな反応するな。早く部屋から出て行ってくれ。

早く用事を済ませて帰ってこい。早く。

暫くしたら彼女は出ていったのか分からないが

扉の音がなった。その瞬間に俺は我慢していた声を

漏らした。甘い音が響く。



何時間?何分?経ったか分からないがまだ帰ってこない

俺の蜜はもう出ない。もう出ないと思っていてもずっと

でる。げんかい、とっぱしているれべるだ。

扉の音がなった。彼女がかえってきたのかな!

「ぉ、おかっ…ぇり!♡」

「んふ…。ただいま。アナタ。」











麦わら帽子。

ベットの上では明らかに服のサイズがあってない

シャツを着用している成人男性がベットの上で

死んだように眠っている。

もう1人の明らかに未成年の女性がベットと対角線上に

ある壁側に向かった。椅子を持っていき何か

"黒いカメラ"を壁から取り出した。

カメラの情報を確認すると彼女の口は恐ろしい程口角が

上がっていた。


テレビには1人のキャスターが事件を説明している。




__ーー県ーー市ーー区のーー高校の

ーーーー教師が先日から行方不明ということで

事件性ありとのことで警察が捜索中です。

心当たりがありましたら警察にご連絡くださいとのこと

です。……次のコーナーは


8/11/2024, 1:21:23 PM