「夢の続き」
君の声がまだ耳に残る
昨日も今日も夢の中で
笑顔の君と手を繋いで
時を忘れて遊んでいた
「さよなら」はとっくに済んだはずなのに
心の中で君が消えない
夢の中でだけ生きてる二人
戻れないと知りながら
君が「好き」と言いかけた瞬間に
目が覚めてしまうこの夜に
叫びたい 夢の続きを
どうかもう少しだけ見せてよ
君がいない現実はただ
モノクロの景色で満たされて
時計の針が止まったまま
僕は一人で立ち尽くす
「もう忘れろ」と自分に言い聞かせ
瞼を閉じてもまた君が
夢の中で笑ってるのなら
忘れたくないと思ってしまう
君が「好き」と言いかけた瞬間に
切り裂かれるように覚める朝
願うんだ 夢の続きが
君に届くくらい永遠であれ
もしこの夢が終わりを告げても
君の声が消え去っても
この胸に刻んだ温もりだけ
消えないでいてほしいよ
君が「好き」と言い終えるその日まで
夢でもいいからまた会いたい
叫びたい 夢の続きを
どうかもう少しだけ見せてよ
目が覚めて ただ空を見上げて
君を想う夜がまた始まる
1/12/2025, 5:46:52 PM