郡司

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愛情はいろいろあるよね。家族の、友達の、伴侶や恋人、一緒に暮らしてる動物とか、だいじに育てている作物や花、んもう、リストを作ろうとすればありとあらゆる物事に。

「愛し」と書いて
「あいし」
「いとし」
「かなし」
…と読んだりする。

人によって愛情の表現形はさまざまだ。自分の表し方と違うと、わかりにくくなってしまうことも、よくあるようだ。思えば、これほど「テンプレートがアテにならない」のに「相手の愛情を自分の定型メガネで当て嵌めて」しまうものは他に無いかもしれない。ついつい、なんだよね…

愛情には温度がある。
そして多分、私達が観測できる範疇の現実では、それが足りているところと、それを必要としているところの二種類があるだけなのだ。愛し、愛され、受け取り、受け取られることが比較的できるところと、愛が光を当ててくれるのを求めて叫びが発せられているところとが。
いずれの場所でも、わかりやすく温かい愛情の表現は、「いとし」「かなし」の両方を明るく充たす糸口になる可能性を持っている。

ときに辛抱強さが必要だが、それこそは「愛情」の真骨頂だ、と、思う。

11/27/2023, 3:26:31 PM