駅のホームで電車を待つ君の後ろ姿が忘れられなくて、あの日から何度でも盗み見た。凛とした立ち姿が、小さな肩が、細く白い長い脚が、髪の毛の一本一本が、僕にはそこに咲いている花みたいに見えたから。『一輪の花』Fin
2/25/2025, 9:53:34 AM