眠れないほど
昔若かった頃、どれだけ寝てもまだ寝たりなくて。朝だと思ったらもうお昼なんて日常茶飯事。宵っ張りだっせいもあるかな。深夜ラジオも、あの頃は明け方迄聞いてたり音楽に夢中になったり。
そのうち悩みが溢れてきて、苦しくて辛くて生きていることがイヤになりナイフを持って夜を明かしたり。
眠れないほど考えて辛かった。
どんな孤独な夜が私を追い詰めても眠れないほどの夜を明かしても、必ず朝は訪れる。明るい陽射しが優しく問いかける。生きていてよかったでしょって。今日はきっと楽しい事があるよって。
朝日が暖かくて眩しくて有り難くって、眠れないほどの孤独な夜を越えたからこそ、強く思う。
12/5/2024, 1:41:40 PM