雪白の月①

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#真夜中


お墓参りをあとにして、おうちに帰った。
少し眠りについて自分の耳の違和感に気がついた。


『あーあー』
(なんか左耳が変。)
『あー!』と大きな声で叫んでも聴こえずらい。


剛輝「どうした?おい!莉世?」
『こっちの耳聴こえずらい』
剛輝「え、、?とりあえず病院行こう!」


病院着いて、聴力検査などをした。


先生「莉世ちゃん、なんでここまで放置したの?」
剛輝「どうゆうことですか?え?莉世、お前、、」
『ごめんなさい。行く勇気がなくて不安で、』
先生「莉世ちゃん、よーく聞いてね。
左耳の聴力は戻ることないと
『はい。わかりました』
剛輝「莉世、、」
『剛輝、ごめんなさい。』


自宅に戻り、私は部屋に閉じこもった。
剛輝からもらったイヤモニを耳に当て、剛輝が作った
曲を聴こうとしたら、左耳に残る雑音。


涙が出た。


剛輝「開けんで」
『剛輝、ごめんなさい。黙ってて』
剛輝「莉世の耳が聞こえなくなっても離れんし
お前の左耳になるから、泣くな」


真夜中、剛輝に抱きしめられながら眠りについた。


5/17/2023, 12:43:52 PM