やまとゆう

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『月夜』

部屋の電気を消し、真っ暗になったままカーテンを思いっきり開けた。すると、窓の外には月夜にも関わらず、数えきれない無数の星々が煌びやかに輝いていた。流れ星が見えたのも一度や二度だけではない。

まるで夢のような景色を目の当たりにていると、私は自然と涙が溢れてきた。この星空をあなたの隣で見ることができて本当によかった。
あなたにバレないように私は背を向けて慌ててそれを拭った。
       ______やまとゆう

3/7/2024, 4:24:07 PM